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「media:connect」のその後 [DLNAサーバ]

iPhone、iPadをDLNAサーバにしちゃうアプリ「media:connect」のその後です。

最近、バージョンアップがあったようで、「Settings」→「Advanced」→「About」で見ると、「Version:3.0.6(1755)」になっています。

よくなったところ
iPhoneで「Settings」→「Server」→「Automatically allow new clients to connect」を「OFF」にできないバグが修正されました。
「Controller」から「music:library[サーバ名]」内のファイルを再生した際の「曲名、アーティスト名等が文字化け」が解消(というか何も表示されなくなりました。)

???なところ
「Controller」から「persona:library[サーバ名]」内の「FLAC」を「DMR」再生した際に、N-50のディスプレイにアルバムアートワークが表示されなくなってしまいました。iPhone、iPadの操作画面にもアルバムアートワークが表示されたり表示されなくなったりで、安定しません。

バグじゃなかったのね...。
AIFF/48KHzの再生速度が遅い、てなことを前に書いていましたが、そもそも「media:connect」は「AIFF」をサポートしていなかったことが判明。(LINKSYS Knowledge Baseより。)
「N-50」側の「Music Server」 から「persona:library[サーバ名]」内のファイルにアクセスした場合に、デジタル・アウトから信号が出力されない問題についても、DMRファイル再生時のデジタル出力には対応しない、とPioneerのHPのFAQに書かれているので、バグではなくて仕様かもしれない...。(でも、他のDRM再生時には信号出力されてるのになぁ...。)

そんなこんなで、トータルで見ると、できが悪くなった「media:connect」ですが、お手軽なDLNAサーバでそこそこ音がよいので、今も使用しています。
最近は、使い勝手とかアルバムアートワーク表示とかを補完するのに、「DMC」としてマランツの「Marantz Remote App」を使っています。
「media:connect」(DMS)に再生指示を出して、「N-50」(DMR)からデジタル出力した信号をD/Aコンバータに流し込んで音楽を聴いています。
20140219.jpg

「Marantz Remote App」だと、「media:connect」でいろいろ試して結局できなかった「プレイリスト」の作成も簡単にできちゃうので、重宝しています。あと、「N-50」の電源の入切できるようになったりしないかなぁ...。

「media:connect」の使い方(その2) [DLNAサーバ]

iPhone、iPadをDLNAサーバにしちゃうアプリ「media:connect」の使い方(その2)です。

「N-50」を「DMR(デジタルメディアレンダラー)」として音楽再生する「media:connect」の「Controller」機能を使って、「music:library[サーバ名]内のファイル(iPhone、iPadの「ミュージック」ライブラリにある音楽ファイル)を再生することもできます。
アルバムを選択する画面では、アルバムアートワークが表示されていい感じなのですが、再生が始まると「アルバムアートワークの表示あり」、「曲名等が文字化け」、「ファイル情報の表示なし」という、ちょっとなんだかなぁ、という感じになっちゃいます。
001.jpg

ちなみに、「DMR」機能ではなく、「N-50」側から「Music Server」 を選択して、「music:library[サーバ名]内のファイルにアクセスした場合は、「アルバムアートワークの表示あり」、「曲名等の文字化けなし」、「ファイル情報の表示なし」の、う~ん、もう一息やん...な感じになります。
015.jpg

また、「N-50」側の「Music Server」 から「persona:library[サーバ名]」内のファイルにアクセスした場合は、Line Out端子からは音が出ますが、COAXIAL、OPTICAL端子からは信号が出力されていないみたいで、D/Aコンバータ(PS Audio PWD MK2)側でまったく同期できません。(これって「N-50」のバグかしら...。)
「N-50」のディスプレイ表示は、「DMR」機能を使って再生した時と同じように、「アルバムアートワークの表示あり」、「曲名等の文字化けなし」、「ファイル情報の表示あり」ですが、肝心の音が出ないんじゃね...。トホホだよ...。

それから、もう少し検証が必要とは思っているのですが、次のような不具合も発生しています。
iTunesで管理しているiPhone、iPadの「ミュージック」ライブラリにある音楽ファイルの一部に、AIFF/48KHzのものが複数あるのですが、これを「N-50」側で「Music Server」から選曲して再生すると、軒並み再生速度が遅いのです。おそらくAIFF/44.1KHzとして認識されているものと思われます。
「media:connect」の「Controller」から、「DMR」機能を使って再生しようとすると、「予期しないエラー」だとかなんだとかメッセージが出て停止してしまいます。
これらのファイルは、いずれもレコードを再生したものを、東芝のDVDレコーダー「RD-XS53」でWAVE形式でデジタイズし、iTunesでAIFFに変換したものです。
この音楽ファイルを、iTunesでさらにALAC(アップルロスレス)/48KHzに変換したものは、正常に再生されるので、「media:connect」のAIFF再生にバグがあるのかなぁ...と疑ってはいますが、ファイルの側にも問題があるのかもしれないので...。

メニューの左から2番目「Server」をタップすると、「media:connect」をDLNAサーバとして認識しているDLNAクライアントの一覧が表示されます。
009.jpg

Content Manager」をタップすると、「media:connect」の「persona:library[サーバ名]」内のファイルにアクセスできます。
010.jpg

「Album」をタップするとかして先に進み、ファイルを選択して左側の「Delete Selected(XX)」をタップすると、選択した曲が削除されます。表示されている曲をすべて再生する場合は、右側の「Delete All (XX)」をタップします。
011.jpg

いちばん左側の「Player」をタップして、表示されたサーバを選択すると、サーバ内のファイルをiPhone、iPadで再生したり、「Air Play」で「N-50」に飛ばしたりできます。
FLACの音楽ファイルを「persona:library[サーバ名]」にダウンロードしていれば、そのままiPhoneやiPadで再生することができます。
「SHOUTcast[サーバ名]」はインターネットラジオです。「N-50」にもインターネットラジオの機能はありますが、「media:connect」の「Top 100 Stations」とかはそれなりに便利そうです。
012.jpg

てな感じのiPhone、iPad向けの無償DLNAサーバ「media:connect」、やや難ありの感もあるのですが、FLACを扱えて、アルバムアートワークも表示できて、音もけっこういい感じなアプリなので、しばらく使い続けてみようかなぁ、と思っています。
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「media:connect」の使い方(その1) [DLNAサーバ]

iPhone、iPadを「Pioneer N-50」に音楽データを配信するDLNAサーバにしちゃう「media:connect」の使い方について...。
別に難しいことはなくて、アプリを起動するだけでDLNAサーバとして認識され、iPhone、iPadの「ミュージック」ライブラリにある音楽ファイルは、そのまま「N-50」で再生可能になります。
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これ以降のスクリーンショットは、iPadのものです。
設定もデフォルトのままで問題なく使えますが、私は「N-50」以外の機器から「media:connect」を利用するつもりはないので、メニューのいちばん右側の「Settings」→「Server」→「Automatically allow new clients to connect」を「OFF」にしています。
まあ、余計な通信は発生させたくないなぁと思ってのことですが、さて、効果があるのやらないのやら...。(気休めっぽい)
で、ここにバグらしきものがあり、iPadではちゃんと「OFF」にできますが、iPhoneでは「OFF」にしても変更が反映されず、画面遷移するとすぐ「ON」に戻ってしまいます。
002.jpg

右から2番目の「Downloader」をタップすると、同じネットワーク内にいる他のDLNAサーバが表示されます。
iPhone、iPadはデフォルトで「FLAC」を扱うことができませんので、「FLAC」を再生するために、他のサーバから「media:connect」にファイルをダウンロードしてやる必要があります。
そのうえで、「media:connect」自身は「DMC(デジタルメディアコントローラー)」として機能し、「DMR(デジタルメディアレンダラー)」である「N-50」に音楽ファイルの指定・再生指示を出します。

「media:connect」へのダウンロードは、表示されているDLNAサーバをタップして先に進み、一部の曲だけをダウンロードする場合は、ファイルを選択して左側の「Download Selected(XX)」を、全曲ダウンロードする場合は、「Download All (XX)」をタップします。
004.jpg

Download Manager」をタップすると、ダウンロードの進捗状況を見ることができます。
作業中は「Status」が「IN PROGRESS」、ダウンロードが終了すると「COMPLETED」と表示され、しばらくするとリストから表示されなくなります。
ちなみに、先ほどの「Settings」→「Server」→「Reset persona:library digital media server」を「Reset」すると、これまでにダウンロードしたデータが全部削除され、ライブラリが初期化されます。
005.jpg

真ん中の「Controller」をタップすると、「media:connect」自身(3種類)を含むDLNAサーバが表示されます。
いちばん上に表示されている「persona:library[サーバ名]」は、「media:connect」にダウンロードしたデータを取り扱うためのものです。
次の「music:library[サーバ名]」は、iPhone、iPadの「ミュージック」ライブラリにある音楽ファイルを取り扱うためのものです。
いちばん下の「Photo:library[サーバ名]」は、「写真」に保存されたデータを取り扱うためのものと思いますが、私は使用していません。
006.jpg

ダウンロードした「FLAC」を再生するには、「persona:library[サーバ名]」をタップして先に進み、再生したいファイルを選択して左側の「Queue Selected(XX)」を、表示されている曲をすべて再生する場合は、「Queue All (XX)」をタップします。(「Media Renderers」をタップすると、「N-50」を含め、使用可能な「DMR(デジタルメディアレンダラー)」が表示されます。)
007.jpg

「Content Directories」画面の右上の「Now Playing」をタップすると、コントローラーっぽい画面が表示されます。
右上の青いアイコンをタップすると、「Queue」を出した曲のリストが表示されます。再生順序を入れ換えたり、一部の曲をリストから削除したりすることができます。
このリストを「プレイリスト」として保存できたらいいのに...と思うのですが、やり方が見つけられません。(そもそもできないのかもしれません。)
また、コントローラーっぽいと言ったのは、全体的に動きが鈍く、操作についてこない感じがあるからです。
|<<」は、どれだけ再生が進んで曲の終わりが近づいていても、その曲の頭には戻ってくれず、一曲前の曲が再生されるため、かなり違和感があります。
008.jpg

「persona:library[サーバ名]」から「FLAC」を「DMR」再生させている時の「N-50」のディスプレイ画面。
私の手持ちのファイルを「media:connect」で配信して、「アルバムアートワークの表示あり」、「曲名等の文字化けなし」、「ファイル情報の表示あり」の三拍子揃った再生ができるのは、今のところこのやり方だけです...。
014.jpg

とりあえず、(その1)はこのあたりで...。
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